この記事の内容
- 総合型転職エージェントとは ~特化型との違いについて~
- 総合型転職エージェントのメリットとデメリット
- 総合型転職エージェントのおすすめランキング
この記事の信頼性
- 東京大学大学院で博士号を取得
- 博士研究員としてアカデミアで研究職に従事
- 製薬企業に転職して新薬開発に従事
転職した人の約3割は、転職を失敗したと感じたり後悔しているということはご存知でしょうか?
転職は自分だけではなく、家族の人生にも影響を及ぼしてしまう一大イベントです。
失敗する可能性を低くするためにも、転職を考え始めたら、まずは転職エージェントに登録することが必要不可欠です。
なぜなら、転職エージェントに登録することで、専属のキャリアアドバイザーが求人情報の提供から内定に至るまで転職活動をサポートしてくれるからです。
ほとんどの転職エージェントは、全てのサービスを無料で利用することができます。
登録もすごく簡単で、メールアドレスさえあれば数分間で済ませることができます。
でも、こんなお悩みはないでしょうか?
どの転職エージェントを利用したらいいかわからない・・・
まずは総合型の転職エージェントに一つ登録することから始めましょう
そもそも「転職エージェント」についてあまりよく分かっていない方は、次の記事も参考にしてみてください。
総合型転職エージェントとは
転職エージェントには「総合型」と「特化型」の2種類があり、それぞれ次のような特徴があります。
総合型転職エージェント
様々な業界・業種の求人情報を取り扱っている(広く浅い)。
特化型転職エージェント
特定の業界・職種および希望条件(年収や勤務地など)に特化した求人情報を取り扱っている(狭く深い)。
希望条件がある程度絞れている場合でも、より多くの求人情報を得るため、最低でも一つの総合型転職エージェントには登録しておきましょう。
その理由は、専属のキャリアアドバイザーがあなたの潜在ニーズを掘り起こしてくれる可能性があるからです(「総合型転職エージェントのメリット」でも後述します)。
総合型転職エージェントのメリットとデメリット
総合型転職エージェントには、次のようなメリットがあります。
メリット
- あらゆる職種・勤務地・年代を幅広くカバーしており、取り扱っている求人数が多い。
- サイトが使いやすい(ユーザーインターフェースに優れている)。
- 知識や経験が豊富なキャリアアドバイザーが担当してくれる。
- キャリアアドバイザーが人物・職歴に基づいて適職診断をしてくれ、これまで自分でも気づかなった潜在ニーズを掘り起こしてくれる。
一方で、デメリットもあります。
デメリット
- 専門職などマニアックな求人の案件は取り扱っていない。
- 紹介される求人が多く、全てを閲覧・対応するのは手間がかかる。
条件がある程度絞れているなど、より具体的な求人情報を得たい方は、特化型の転職エージェントにも登録しましょう。
それが総合型転職エージェントのデメリットを解決する手段にもなります。
おすすめの総合型転職エージェント4選
当サイトでおすすめする代表的な総合型転職エージェントをまとめてみました。
表. 総合型転職エージェントの比較(2023年01月20日時点)
リクルート エージェント | doda | マイナビ エージェント | パソナキャリア | |
---|---|---|---|---|
公開求人数 | 339,142件 | 180,381件 | 44,674件 | 35,561件 |
非公開求人数 | 276,768件 | 38,572件 | 18,757件 | 50,000件以上 |
対応エリア | 全国・海外 | 全国・海外 | 全国・海外 | 全国・海外 |
主な年代 | 20~50代 | 20~50代 | 20~30代 | 20~40代 |
得意とする分野 | 総合的 | 総合的 | 20代(特に第二新卒)向け | 地域ごとの求人 |
上記4つの転職エージェントの内、doda以外は公開求人数よりも非公開求人数の方が多いということが分かります。
どのサービスも会員登録(無料)することで、非公開求人を閲覧できるようになります。
全ての総合型転職エージェントに登録するのは、得られる求人情報が多いというメリットはありますが、管理が大変で転職活動に支障をきたす懸念があります。
そのため、転職活動に慣れるまではメインとなる総合型転職活エージェントを一つに絞り、サブとなる一つの総合型転職エージェントまたは特化型転職エージェントを利用することをおすすめします。
実際に登録・利用してみたので、おすすめの総合型転職エージェントを4つ紹介します。
それぞれの特徴を理解する上で参考にしていただき、自分に合うエージェントに登録してみてください。
また、公式アプリをインストールすることで、転職活動を効率よく進めることができます。
リクルートエージェント
おすすめポイント
- 保有求人数は公開求人・非公開求人ともに業界 No.1。
- 転職支援実績は業界トップクラスで、経験豊富なアドバイザーが応募書類の添削、 独自に分析した業界・企業情報の提供、 志望企業への推薦を行ってくれる。
- 平日の夜、土日にも面談対応が可能。
- 公式サイトの転職成功ガイドで、おさえておきたい転職ポイントが分かりやすく解説されている。
求人情報の量・質ともに申し分なく、登録しておいて損はないでしょう
doda(デューダ)
※dodaのプロモーションを含みます。
dodaおすすめポイント
- 公開求人数が多く、職種・年齢・経験を問わず幅広い層が利用することができる。
- 転職サイトとしても利用でき、企業からのオファーを受け取れるスカウト機能がある。
- 応募書類のアドバイスから、面接前後のきめ細かなフォローまで、転職者満足度トップクラスのトータルサポートが受けられる。
- 公式サイトのなるほど!転職ガイドは、転職活動に必要な情報・ツールが網羅的に用意されている。
マイナビエージェント
※マイナビのプロモーションを含みます。
マイナビエージェントおすすめポイント
- 関東・関西・東海の主要エリアを中心に、ベンチャーから大手まで優良企業の求人が豊富にある。
- 特に20〜30代に転職サポートに強く、採用担当者との太いパイプがある。
- 応募書類の準備から面接対策、現在の職場の退職まで、転職サポートが充実している。
- 公式サイトの転職成功ノウハウや転職お役立ち情報は、「ここが知りたかった」という情報が盛りだくさん。
公式アプリのダウンロードはこちら
パソナキャリア
おすすめポイント
- 転職活動が初めてでも、転職活動の全体の流れについてや、押さえておくべきポイント等、丁寧にサポートしてくれる。
- 女性の転職実績も豊富で、「専門スキルを伸ばしたい」や「管理職を目指したい」女性に対する支援も充実。
- 関東・関西・東海エリアを中心に、地域ごとの求人情報が豊富にある。
- 平日・土曜日は日中だけでなく夜間も面談可能で、在職中でもキャリアアドバイザーとの日程調整がしやすい。
- 公式サイトの転職ノウハウでは、痒い所に手が届く情報(例えば、マナーや身だしなみについて等)が書かれている。
まとめ
この記事のまとめ
- 転職活動を始めたら、総合型転職エージェントに最低でも一つに登録する。
- 特化型転職エージェントとは異なり、総合型転職エージェントは多種多様な求人情報を扱っている。
- 会員登録(無料)することで、非公開求人を閲覧することができる。
- それぞれの転職エージェントの特徴を理解し、自分に合ったものに登録する。